とりあえず、今日も生きてる。

うつ病を患って現在失業中ですが、社会復帰するためもがく日々を送っています。

【介護福祉士資格取得について個人的な感想】

ふと気づき、iPhoneの銀行アプリで残高が増えている事を確認して、にやりと笑みがこぼれました。

 

先日ハローワークで手続きした職業訓練給付金が振り込まれていたからです。

 

2年前、介護福祉士実務者研修を受講した際、職業訓練給付金の申請の案内があったものの、申請していませんでした。

 

なぜ、その時申請しなかったかと言えば、社会福祉士の養成訓練の時に申請した方が給付率が高く金額に大きな影響が出ると判断したためです。

 

結果として、社会福祉士資格取得のための養成訓練は受けず通信大学に通う事を選んだので、期限ぎりぎりで職業訓練給付金の申請を行いました。

職業訓練給付金の申請期間は受講修了日から2年間(平成30年現在)です。

 

金額にして1万9千円程ですが、申請するだけでお金が返ってくるのだから有難い事です。

 

概算で実務者研修9万7千円、受験料1万4千円、登録料1万3千円の合わせて12万4千円程の費用がかかったので今回の給付金を差し引くと10万5千円ほどの費用と交通費で介護福祉士の資格を得たことになります。

 

介護福祉士の受験要件を満たすための3年間と実務者研修などの学習時間を考えると、単純にかかった費用だけで考えることはできませんが、資格取得後一年半で資格手当の支給で既にかかった費用をペイできたので一応の費用対効果はあったものと言えます。

(私の場合、資格手当は初年度5千円、二年目から1万円)

 

もちろん、資格取得は法人の責務で法人が負担するべきとの意見もあるだろうし、実務者研修も業務の一環として参加する事を望む声もあると思います。

 

しかし、実際にそこまでのサポートを行っている法人だったら離職率も低いだろうし、逆に言えばそれだけ法人への依存も強くなるため簡単に離職する事が難しくなるのではないかと危機感を感じています。(職員自身の自己決定の妨げになる可能性があるため)

 

私の場合は介護福祉士の資格を取得したものの、業務の大半は事業所の運営に携わることばかりで専門職としての活躍をあまりしていないようにも感じますが、おかげで経営の勉強も出来たので結果的には予定以上の費用対効果があったとも言えます。

 

これから、介護福祉士としての業務を行いながら自分の事業を行っていくので、いずれ資格の必要性は薄れていきそうですが、介護保険事業所にとっては加算対象となるためメリットはゼロではないと思っています。

 

それに、今後は介護福祉士の社会的地位や賃金の向上が期待できるため、持っていて損はないはずです。

 

その為にも、既存の介護福祉士が資質向上を図るとともに社会への理解を働きかけ、魅力ある職業にしていく必要があります。

 

まだ、資格を取得していない介護職の人は資格手当の金額が低いからと敬遠せず、是非とも挑戦していただきたいと思います。

 

次の介護福祉士国家試験を受験される皆様、体調に留意してしっかりと日々の勉強を積み重ねられることを祈っております。