とりあえず、今日も生きてる。

うつ病を患って現在失業中ですが、社会復帰するためもがく日々を送っています。

【介護業界におけるキャリアップについての考察】

※あくまでも、個人的な経験と独断によるものです。

 

介護業界未経験でこれから介護の仕事を始めようと

考えている方はご参考にしていただければ、

と思い書き綴ります。

 

介護の仕事=資格取得

といっても過言はありません。

 

もちろん、無資格で長く業界に鎮座する人も

多く見受けられます。

経営者になりたいだけなら、

介護の資格なんて必要ありません。

 

では、介護の仕事=資格取得とは

どういったことを指すでしょう?

 

まず、

介護職員初任者研修

(旧ホームヘルパー2級講習)

受講後に仕事を始める方がほとんどだと思います。

 

事実、私もホームヘルパー2級講習受講後に

業務に就きました。

 

介護の資格で国家資格といえば、

介護福祉士

が一番最初の目標になると思います。

 

専門学校等で卒業時に試験に合格した人を除き、

毎年1月末の介護福祉士国家試験までの期間に

実務経験3年以上必要な資格になります。

(その割に社会的地位低いけど)

 

と、以前は実務経験3年以上で良かったのですが、

平成28年度(第29回介護福祉士国家試験)からは

実務経験3年以上に加え、

介護福祉士実務者研修の修了が

受験資格要件になりました。

 

事実、例年14万人ほどの受験者数は

76,323人(そのうちの一人です。)

なぜ、実務者研修が受験資格要件に加わったとはいえ

受験者数が半減したかというと、

実務者研修の受講料が

10万円前後

必要となるからです。

職業訓練校などの助成金により金額が抑えられる場合があります。

 

一般企業にお勤めの方からすれば

大した金額ではないかもしれません。

いや、そんなことないか。

下手したら最新のiPhone XR

買えちゃう金額ですよ笑

 

ただでさえ人手不足で薄給の

介護業界

数か月間、レポートと7日間のスクーリング

なんて

地獄以外のなにものでもありません。

 

介護福祉士の資格は本人にとっては、

資格手当として給与アップ

繋がりますし、

事業所としても加算算定の為

十分に価値があります。

(てか、介護福祉士増やさないとキャリアパス

とかの他の問題も発生する場合があるので)

 

流石に、第30回介護福祉士国家試験からは

事業所が金銭的補助等を行っている所が

増えてきているようです。

(私は自力で頑張りましたけどね)

 

しかし、一番大切なことは

介護福祉士の資格を有するという事は

介護について一定以上の知識と経験、

技術をもち介護業務において責任を負う。

という事です。

 

介護業界で仕事をする上で

介護福祉士の資格を取得するという事は、

信頼を得るための

一つの指標

にもなります。

 

名ばかり介護福祉士がいるもの事実ですが、

社会福祉士及び介護福祉士

第47条において

資質向上の責務を負います。

資格取得はあくまでスタート地点。

更なる高みを目指して努力されている介護職の方々も

たくさんいらっしゃいます。

 

『石の上にも3年』

とりあえず頑張ってみるのも一つの手だと

思います。

もちろん、通算3年以上なので職場は

変わっても実務経験の証明が出来れば

問題ありません。

 

ただ、介護保険制度はじめ関係する各法律が

数年ごとに改正になるため、その都度

受験資格要件が変更になるのが難点です。

 

私は、介護職員としての実務経験は5年程

ですが、

介護支援専門員(ケアマネージャー)

の試験は現状受けることができなくなりました。

介護福祉士として、

5年の実務経験

が必要となったためです。

まだまだ先の長い未知を歩いていかないと

いけません。

 

最短でも、8年間

介護業界で頑張ったとして、

得られる報酬は多いとは言えません。

 

ですが、

逆に言えば、8年間で取得できる資格・研修等

他にもたくさんあります。

 

最後は無責任に聞こえると思いますが、

自分自身のためのキャリアアップの道を探して

未知を道に変えていってくださいね。

 

介護を受ける側がよりよい介護を受けられるように、

介護を提供する側がよりよい介護を行えるように、

今日も勉学に励みます。

 

お付き合いありがとうございます。