【やめる、という選択】
はじめに、私の書く記事は私の経験と価値観によるため、全ての人にとって当てはまらない事をご了承下さい。
私は、現在求職(休職)中です。
理由は過労により心身ともに限界を迎えたため、仕事が出来ない状態にあるからです。
先日、退職願を提出して受理してもらいました。
病気の治療と転職先を探す日々を過ごしています。
そんな中でブログを始めたのは不謹慎に思われる方もいるかもしれませんが、自分自身が同じ失敗を繰り返さなくて済むように、同じように悩める方々の励みになれば、と思い始めました。
なので、自分自身が続けるのが無理だと思ったら、ブログはやめます。
『継続は力なり』という言葉がありますが、元々の意味は継続するのには力が必要という事らしいです。
(※諸説あります。)
私は昔から熱しやすく冷めやすい性格だったので、よく両親からこの言葉を言われてきました。
社会人になってからも、よく言われ続けてきた言葉なので、嫌というほど身に染みています。
ただ、自分には当てはまらなかった。
生きていく以上、仕事をしてお金を稼がなくてはいけません。
食べたい物も、着たい服も、住みたい家も、乗りたい車も、行きたい場所も、すべてお金がかかります。
贅沢をしようとすれば、お金はいくらあっても足りません。
日本には生活保護制度があるため、生きる事そのものは出来ない訳じゃないですが、それも受給条件に当てはまらないと支給されません。
そもそも、名前は知っていても、使ってよいかどうかなんてわからないと思います。
本当に追い詰められている時は、どうしたらよいか自分ではわからない状態に陥ります。
それで過去にも死を意識する事が何度かありました。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、無知であるというだけで、生きる事のハードルが上がってしまう訳です。
今、休職中ではありますが、生きていく事へのハードルは随分低くなりました。
それは、数年前から生きる事に真剣に向き合い始めたからです。
まだ途中の段階なので、これからも悩む日々は続いていきますが、ひとつ言える事があります。
行き詰まってしまって続ける事がどうしても困難な時は、『やめる』選択肢もあるということ。
やめる事で後悔したくない、続けていれば成功したはず、という人もいると思いますが、それは結果論に過ぎません。
『やめる』という行動にも責任は伴いますし、経験した事のないものへの恐怖心もあると思います。
それでも、苦しい思いをして結果も出せず、自分自身を誤魔化して無理して生きてしまうと、最悪の結果になりかねません。
人類70億もの人間の中のたった1人でしかないですが、その1/7,000,000,000のたったひとつの人生を謳歌していこうと思います。